撮ったのはこんな金網
一般の人が金網って聞くとまず思い浮かべるのは、外柵や金網デスマッチ?ですかね。いわゆるフェンスとか、装飾用の金網、古いお寺なんかのお堂とかの窓に張ってある六角形の金網・・亀甲金網といいますが、そんなものも金網なんですけど以下のように家庭用品や工業製品、特に自動車部品などにはよく使われています(主にフィルター)
マイクの先っちょ ざる
など・・その加工前の原物がこちらのようなもの↓
この金網を接写したらどうなるかさっそく見てゆきましょう
なんか金網らしくなくなってきましたw

iPhone 11 pro で接写するには?
iPhone で接写するには?という検索ワードで検索すると、たくさんのサイトが出てきます。でも、11proの場合はそれまでの機種とかなり違う、というかとても簡単になっています。
まず、接写の場合HDRをオンにという事が書いてあることが多いですが、そもそもiPone 8からはスマートHDRが採用になって、撮影画面のHDRオンオフは消えました。設定→カメラ→スマートHDRがオンになっていることを確認しましょう。
次にフラッシュとAF/AEロックをするというのもあまり気にしなくていいかなと思います。暗いところは自動的にナイトモードに切り替わりますし、11proの場合はデュアル光学式手振れ補正とやらがあるのでブレません。
わたしの独断と偏見のやり方ですが

適当に被写体を決めたら
出来るだけ寄ってから

望遠をいっぱいにして
物理的にiPhone自体を引いてゆきます
ピントが合うところまで来たらシャッターを押します。それまでにピント合わせを何回かiPoneがやってくれます。

ボールペンもこんな感じです

お仕事で使う
製品検査のためや商品開発のためなどには専用のスコープ、画像処理の優れた機械がたくさんあります。
でも、お金をかけたくないとか、機械に仕掛かっていて処理機のところまで製品を持っていけない時などの状況があるときはいいと思います。実際、お客さんからクレームが来て、会社お訪問した時に、不良のサンプルを持って帰れないなどというときには応急的に便利です。だって他の目的でもさんざん使ってるやつを、この目的で高機能に使えるのは魅力です。
以前、表面がザラザラと問題のあった金網です↓
確かに線材表面のキズがすごいですね。こんなのも撮ってみると表面の状態がわかります↓

顕微鏡写真見たいですw
まとめ
現場では結構使っています。不良の状態を探るには十分ですが、問題はそこから先。画像を元に、原因を追究してゆきますが、根本的に改善を行うにはまた非常な企業努力を要することも多々あります、しかしそれは必須なのでやらないと先はないです。さて、今回は、接写に限って見てゆきましたが、とにかくiPhone11pro及びpro maxのカメラのポテンシャルはすごいです。ナイトモードもすごい機能ですが、それはWebにたくさん紹介ページがありますので、参照をお願いします。
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