中国河北省秦皇島市

中国の法人(工場)がある秦皇島市の紹介です。  ウィキペディアはこちら

ウィキペディアでは読みが「しんこうとう」となっていますが一般的には「しんのうとう」です。読んだイメージのとおり秦の始皇帝のゆかりの地で、北京からほぼ真東に300kmあまり走ると渤海湾にあたりますが、ちょうどそこにある港町です。

ウィキの地図で見てもらうとわかるように面積的にはかなり広いですが、人口は2019年末で314万人強と中国ではまあまあの大きさです。でも、秦皇島はちょっとすごいところなんです。うちの工場は海港区というところの経済技術開発区のなかですが、車で30分くらい走ったところの山海関(さんかいかん)には万里の長城の東の起点がありますし、南へ海沿いに下った北戴河(ほくたいが)はリゾート地で夏には総書記(国家主席を兼務)はじめ共産党の重鎮がやってきて、毎年夏のある時期北戴河会議という国の重要事項を話し合う非公式会議が開かれます。

この時期は秦皇島に入るのは厄介です。検問、検査が厳しくなります。でも、日本のパスポート持っていればわりと大丈夫ですが。

北戴河からもう少し南に走ると昌黎県(しょうれいけん)というところがあります。日本と逆で中国は市の中に県があるのですが、ここはブドウの産地でワインが有名です。秦皇島のワインショップ(あるのです!、ちゃんと奥にセラーもあります)にも置いてます。ちなみに、世界のワイン生産量では、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、アルゼンチン、についで中国はオーストラリアとともに6位くらいの位置です。チリはその次くらいで日本は26位くらいです。年々ランキングは変動しますがだいたいそんなところです。

秦皇島海港区から北西方向へ行くと1時間くらいで青龍県満族自治区があります。ここは栗の産地で、秋になると秦皇島市街でも量り売りをしていて、おいしいです。ちなみに天津甘栗は天津ではなくここ秦皇島で作られています。

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秦皇島は夏は涼しく避暑にはもってこいです、冬はその代わりかなり冷えますがね。緯度てきには岩手県くらいですかね。でも、いいところです。中国観光のときは是非どうぞ。

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